大谷崩(おおやくずれ)
基礎情報
所在地
静岡県静岡市葵区
所轄
- 国土交通省中部地方整備局静岡河川工事事務所
概要
大谷崩は安倍川源流部にある大規模崩壊地である。その崩壊の規模は1億2千万立方mに達するといわれており、日本三大崩れの一つとして数え上げられる崩壊地である。
崩壊の発生時期は明確に判明していないが、500年以上前にはすでに崩壊が始まっていたのではないかとされ、1707年10月に発生した宝永地震により大規模な崩壊が発生、現在の姿になったと考えられている。
幸田文が「崩れ」を著すきっかけになった崩壊地である。
アクセス
「扇の要」と呼ばれる崩壊地の中心近くまで自動車で行くことができる。観光や登山を目的に訪れる人が多いため、時期に寄っては駐車できるスペースが一杯ということも。
主な出来事
1707年
宝永地震により大規模な崩壊が発生。
参考資料・リンク
文献
- 幸田文著 『崩れ』
リンク
地図
国土地理院 地形図
梅ヶ島(2万5千分の1)